名前: 近藤 紗奈 (コンドウ サナ)
SNS: @sana_ruriclinic
@ruri_clinic
所属: RURI clinic
兵庫県尼崎市の美容内科 RURI clinic で統括マネージャーを務め、広報やカウンセリング、受付などを兼任しながらプレイングマネージャーとして日々業務にあたっています。私生活では、小学生2児の母として仕事と子育ての両立に励んでいます。
目次
- 1 今までのご経歴を教えてください。
- 2 美容カウンセラーになろうと思ったきっかけを教えてください。
- 3 美容カウンセラーに転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
- 4 初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
- 5 美容カウンセラーになる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?
- 6 美容カウンセラーになる前となってからで美容カウンセラーに対する印象の違いはありますか?
- 7 美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
- 8 40代、50代以上になっても美容カウンセラーとして働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
- 9 美容カウンセラー魅力ややりがいに感じることを教えてください。
- 10 今後の目標があれば教えて下さい。
- 11 これから美容カウンセラーにチャレンジする方にメッセージをお願いします!
今までのご経歴を教えてください。
現在のクリニックに勤める前は、子育てをしながら在宅フリーランスとしてファッション関連の仕事に携わり、SNS管理やECサイトの運営を行っていました。見えない相手に向けて心を込めて仕事をすることにもやりがいを感じていましたが、対面し、目を見てコミュニケーションを通じて思いを伝える仕事がしたいと考えるようになりました。子育てが落ち着いたタイミングで現在のクリニックに入職し、新たなキャリアをスタートさせました。
美容カウンセラーになろうと思ったきっかけを教えてください。

当院は開院当初から「身体の中から綺麗に」をコンセプトに掲げており、その考えに大変感銘を受けました。私自身、子育てや産後の体調・見た目の変化に悩む中で、食育の大切さや身体と向き合う重要性を実感していたからです。そんな経験を活かし、同じように悩む女性が心身ともに美しく元気になれるようサポートしたいと思い、「これこそが私の使命だ!」と確信して入職しました。
美容カウンセラーに転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
周囲からは「向いていると思っていた」と言われることが多く、さらに「良い施術や化粧品を教えてほしい」と頼まれることもありました。今では家族全員が私の勤めるクリニックに通ってくれており、とても嬉しく思っています。
初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
結果的に今のクリニックを選んで良かったと感じていますが、当初は美容クリニックに関する情報がほとんどなく、特にオープニングメンバーだったため、職場の雰囲気が分からず不安が大きかったです。また、未経験でも応募可能な受付カウンセラーの募集や、日曜休みのクリニックを見つけるのにも苦労しました。
美容カウンセラーになる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

フリーランス時代は時間の融通が利く一方で、平日と休日の区別が曖昧になり、仕事とプライベートの境界がなくなりがちでした。現在は、美容カウンセラーとして働くことで、仕事と休日の切り替えがしっかりできるようになり、仕事の日は外で働く女性として、休日は子どもたちのお母さんとして過ごすメリハリのある生活が、自分に合っていると感じています。
美容カウンセラーになる前となってからで美容カウンセラーに対する印象の違いはありますか?
入職前は、美容カウンセラーは営業職に近く、数字を追いかける仕事だと思っていました。しかし、入職してから最初に「患者様を決して数字として見ないこと。本当にその人にとって必要なものだけを提案すること」と教えられ、その考え方に大きく共感し、印象が良い方向に変わりました。今でもその思いを大切にしています。
一方で、華やかに見える職種ですが、実際は地道な努力が必要です。スタッフは帰宅後も勉強を続け、クリニックの環境を整えるために掃除を徹底するなど、想像以上に泥臭い仕事も多いです。キラキラした世界を求めて入職すると、ギャップを感じるかもしれませんが、その分、本当にやりがいのある仕事だと実感しています。
美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
個人クリニックはアットホームな雰囲気で、働き方に融通が利くことが多い印象です。特に、子育てと両立したいママさんには向いている環境だと思います。一方で、美容医療の知識をしっかり学び、経験を積んでスキルアップしたい方には、大手クリニックのほうが適していると思います。大手は教育制度や症例数が豊富なため、体系的に学びながらキャリアを築いていきたい人におすすめです。
40代、50代以上になっても美容カウンセラーとして働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
美容カウンセラーとして長く活躍するには、若さや見た目だけでなく、それ以上の付加価値を自分に備えることが必要です。例えば、マーケティングや広報、人事や経理などの業務経験を積むことで、クリニック運営にも貢献できるスキルを持つことが重要です。また、カウンセリング業務に特化したい方は、美容看護師と同等、もしくはそれ以上の知識を身につけ、患者様に本当に必要な提案ができる存在になることが求められます。与えられた業務をこなすだけでなく、自ら学び、成長し続ける姿勢が、長く働き続けるための鍵になると感じています。
美容カウンセラー魅力ややりがいに感じることを教えてください。
美容の世界は日々目まぐるしくアップデートされ、新しい製剤や機器が次々と登場します。常に最新の美容の情報に触れられるのはとても刺激的ですし、学ぶべきことが尽きないのもこの仕事の魅力の一つです。
また、業務が単調なルーティンワークではなく、自分の努力次第でスキルや知識をどんどんアップデートできる環境も魅力的です。それぞれのやりがいを見つけながら働ける職種だと思います。
今後の目標があれば教えて下さい。
関西初の美容内科クリニックとして、正しい美容内科の知識を広めることは私の使命だと感じています。美容内科への注目度が高まりつつあり、それ自体はとても嬉しいことです。
さらに多くの方に「綺麗になるための近道」として美容内科を身近に感じていただけるように、さまざまな活動や交流を通じて美容内科に関しての情報を発信していきたいと考えています。
また、そうした活動をスタッフと共に取り組みながら、それぞれが楽しく働ける環境を作ることにも力を入れたいです。自分の魅力を最大限に活かしながら、やりがいを持って働けるクリニックを目指し、皆で成長していけたらと思っています。
これから美容カウンセラーにチャレンジする方にメッセージをお願いします!
他のBe-youアンバサダーの方々をはじめ、素晴らしい経歴やご経験をお持ちのカウンセラーさんは沢山いますが、私のように未経験かつ子育て中でも、美容クリニックで働くことは可能です。
実際私もスタッフを採用する際、経験は二の次に見ていますし、ママさんの働きやすい時間帯のパート採用もしております。一番大切なのはその方の人間性やクリニックとのマッチング度合い、このクリニックに入職したいという強い気持ちを主に見ているので 未経験の方でも不安に感じず勇気を出してチャレンジしてみて欲しいです。